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2004/08/01

国語の問題

先日akiさんの日記で話題になってた話。
例えば「憮然とした」とか「檄を飛ばす」といった表現についてかなりの割合いの人が誤解しているということですね。以前はそういうのは一部のものを知らない人間の話だと思われていたのが,そうではないということを数字で示されてしまったということ。「今の若い者は〜〜」という表現をされていたものが,もはやそうではなくなってしまったということですよね。
知識がなくなってしまった,というより,自分のよく知らない表現を見かけた時に辞書をいちいち引くのではなく,雰囲気で理解してしまっているために,「憮然とした=ブスッとした=おこっている様子」というような誤解が起きているんじゃなかろうか。僕自身,こういう日本語の問題というのはわりと気にする方で,これまでにもCracked Duo&Palmで取り上げたりもしてます(全然大丈夫?)。
その時にも言及したかも知れないけど調べないで書いちゃうというのは最近の人に限ったことではなく,日本語の辞書では昔からそうみたい。ネタ本になる大辞典にそう書いてあったら丸写ししちゃう,で,原典は確認しない。高島俊男さんの本(「お言葉ですが…」のシリーズ,文春文庫)とか読むとそこらへん良く分かっておもろいです。

言葉を生業とする人たちにとってはこれらの問題は,勉強だとか知識だとかということではなく,誠実さとかそういう方面に属する問題なんじゃないかと思う。新聞やテレビでこういう表現を見かけて頭に来るのは,僕が堅いからじゃないと思うんだ。

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