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2005/01/04

逮捕前、死刑願望か

奈良女児誘拐殺人:逮捕前、死刑願望か 小林容疑者

 奈良市の小1女児(7)が誘拐、殺害された事件で、わいせつ目的誘拐容疑で逮捕された奈良県三郷町勢野東、元毎日新聞販売所従業員、小林薫容疑者(36)が、12月30日の逮捕前の聴取に対し、当初容疑を否認し、その理由を「(捜査員の)心証を悪くすれば、死刑になれると思った」と供述していたことが4日、分かった。また、逮捕後の調べに対しては動揺した様子はなく、「悪いことをしたと思っていない」と話すなど反省の態度は示していないという。

宅間守のときにもそうだったが,自虐的というか,自己破滅的な部分というのが見て取れる。先日の記事でも言及したとおり,極刑をもってしか処し得ない,というのは間違いないことだと思うんだけど,本音の部分として,「だけど,それだとそいつの思ったとおりになっちゃうんじゃん」という気持ちが残る。
小林が「死刑になれると思った」というのが本心なのか,実はわからない。異常な言動によって,刑の軽減を狙っているのかもしれない。しかし,宅間は多分,本心から死刑になりたがっていた。小林もそうなんじゃないか。だとしたら。
今後,事件の真相は明らかにされ,多分彼は死刑になるだろう。それ以外の量刑では僕も含めて多くの日本人の気持ちは納得できないだろう。でも,粛々と刑が執行され(おそらくは彼の謝罪,本心からの悔悟の言葉は聞かれることなく)物語が幕を閉じることにたいしても,実は満たされないものは残るんじゃなかろうか。そんな気がする。

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