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2005/01/10

脳死は妥当? 現場の半数「わからない」

脳死は妥当? 現場の半数「わからない」 - asahi.com : サイエンス

 臓器提供に関連する全国の医療スタッフ約5000人を対象に、「脳死は妥当な死の判定法か」と質問したところ、半数近くが「わからない」と答えたことが、厚生労働省の研究班(班長・大島伸一国立長寿医療センター総長)の調査でわかった。欧州での同様の調査では8割が「妥当」と答えており、日本の医療現場では、脳死の受け入れや理解が低いことがわかる。

「理解」ねえ。この記事に限らないけど,脳死問題について語られる場合に,文化としての死の捉え方という観点を(おそらくは意図的に)抜かしてしまってることが多くないか。
脳死の概念や定義というものをあたかも単なる知識のようにしかとらえずにこういう議論を進めてしまって,その一方で単なる知識ではない,遺族や医療現場の人間の思い・心情というものはそのままにしてきてしまったということだと思う。欧米の医療者は知識があって,日本の医療者は不勉強という捉え方をしているとしたら,この議論は永久にこのままだろう。

参照:わからないということ

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» わからないということ [http://tbird.jugem.jp/]
 「わからない」というのは、何も脳みそが足りなくて何がなんだかわからないということではなくて、「判断を保留する」「態度をニュートラルに保つ」とか、そういうことだと思う。 [続きを読む]

受信: 2005/01/12 19:10

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最初の臓器移植は1928年のソ連で行われた、死体からの角膜移植である。その後1957年、日本でも岩手医科大で死体からの角膜移植が行われた。しかし、この時死体損壊... [続きを読む]

受信: 2005/02/02 02:11

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