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2006/03/29

人工呼吸器はずしー何が問題となっているのか

人工呼吸器の取り外しについて聞いていないと話していた遺族が発言を訂正したのだそうです。

リンク: Sankei Web 社会 「同意していた」と遺族 呼吸器外し、自宅玄関に張り紙(03/29 00:50).

 富山県の射水(いみず)市民病院で、人工呼吸器を取り外された患者7人が死亡した問題で、発覚のきっかけとなった男性患者=当時(78)=の遺族が28日、以前の説明を全面的に訂正し、人工呼吸器の取り外しに同意していたことを明らかにした。遺族はこれまで、「相談もなく、同意もしていなかった」と話し、カルテに「(家族が)同意した」と記した外科部長(50)との食い違いが指摘されていた。
 遺族はこの日、自宅の玄関前に「父が倒れて病院に搬送され数日後、呼吸器の取りはずしの話が出ました。私たち家族は同意しました」と記載した張り紙を掲示した。
 遺族は外科部長から人工呼吸器の取り外しの説明があった後、麻野井英次院長(56)から取り外しは認められないといわれ、治療方針を病院に一任した、としている。


僕の父はがんで亡くなったんですが,死の数日前から昏睡状態が続き,母と弟と3人で泊まり込んでそのときを迎えました。父との意思の疎通は既に不可能であったわけですが,それでもその時間は貴重な時間であったと思います。人工呼吸器とかはつけなかったと記憶していますが,もしもつけていたらどうだっただろう。ひょっとして数日,命を長らえたかもしれませんが,果たしてその状況を僕も含めた家族が受け入れることができただろうか,という気がしてならない。死出の旅立ちという,人生において最も荘厳な瞬間を,機械でもってけがしてしまうような。
そういう意味で,担当医や患者の家族が「人工呼吸器を取り外す」という決断を下したこと自体には誰も批判などできないと思うのです。
批判されるべき点があるとすれば,手続き上問題がなかったかという点のみなんだと思います。(もちろんそれだって大切なことだとは思うけど。)

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