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2006/07/07

プロって何なんだろう

ジーコ前監督は日本に足りないものとして「プロフェッショナルとしての意識」をあげた。確か,そのプロ意識を持っている選手として中田選手の名をあげたと思う。マスコミのその他の記事などでも中田をプロ意識を持った選手として扱っているように思う。では,そのプロ意識とはなんなんだろう。ちょっと考えてみました。

リンク: Yahoo!ニュース - スポーツニッポン - 中田英寿 特番で「引退&今後」語る.

 中田英寿が15日午後7時から放送されるテレビ朝日の特別番組で、引退を決意した経緯や今後の活動について語ることが6日、分かった。

 中田は日本時間3日夜、自身の公式サイトで引退を電撃発表。同日のテレビ朝日「報道ステーション」内で関係者が撮影したとされるインタビューVTRが放送されるなどした以外、肉声は一切、聞かれていない。今後、映像メディアに登場する予定はなく、中田の言葉に注目が集まりそうだ。


普通の会社組織であれば,例えば営業のプロといえば,自社製品を売り込むという実績に対して責任を持つことがプロ意識なんだと思う。例えば,医師であれば診療において責任を持つんだろうし,教師であれば子どもの学力に対して責任を持つんだろうと思う。そういうことをちゃんとやることを期待されて,報酬を得ているわけ。じゃあ,プロスポーツ選手は何に対して責任を持つんだろう。
試合に勝つことだろうか。トーナメントやリーグ戦で優勝することだろうか。でも,アマチュア選手はみんながみんな,負けてもいい,優勝できなくてもいいと思ってプレーしてるわけじゃないだろう。むしろ,プロスポーツの場合こそ,ゲームの勝敗だけではない,何かが要求されるような気がしているんですよ。
サッカーのワールドカップも残すところは決勝と3位決定戦の2試合のみになったけど,本選出場の32チーム中半分は敗北者として早々に姿を消し,あんなに強かったアルゼンチンも,そのうち調子を取り戻すと思われてたブラジルもすでに帰国した。最終的に一度も敗北せずにすむのはフランスかイタリアのどちらか一方だけです。

プロ野球なんかだと,長いペナントレースで日本一になるチームでも3割以上の敗北を喫するのはざらです。場合によっては勝率5割を少し超えただけで優勝することもありうる。プロ同士が戦うんだから,そうそう勝ち越せるわけはないのです。

プロスポーツにおいては,ひとつの試合における勝ち負けだけではない,勝っても負けても,次の試合を希望を持って応援したいとファンに思わせるような試合振りというのが要求されるんでしょう。だからこそ,試合終了まで必死なプレーを要求されるんだと思う。そのために,試合の当日を迎えるまでに,あるいはシーズン開幕を迎えるまでに十分な準備をしておかないといけないんでしょう。
ピッチに立って試合中はもちろんのこと,練習のときも,さらにはピッチの外でも,スタジアムに集まったサポーターたち,テレビで見ているファンたちの声援に値する振る舞いができているのかどうか,そういう部分について責任を持つべきなのがプロなんじゃないだろうか。

ここ数年のことだと思うんだけど,プロスポーツ選手のインタビューなどを見ていて違和感というか不愉快な思いになるせりふがあって。インタビュアーが「最後にファンの皆さんに一言お願いします」といって,選手が「これからもがんばりますので,応援よろしくお願いします」というのですね。これだけ取り出すとそんなに変なことを言ってるわけじゃないんだけど,インタビューの最後に必ずこれをやられるので「応援するかどうかはこっちの勝手だろうが」とか思ってしまう。プロはコメントも工夫する時代になってほしいと本気で思ってんですよ。
てゆうか,「応援してね」とか「スタジアムに来てね」って言う前に,声援を受けるにふさわしいプレーをしろ!と言いたくなるんですよね。

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