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2007/02/05

柳沢厚労相の辞任不要、再確認

2勝なら問題沈静化,2敗なら辞任,という話でしたが,国民の選択ってのは,中くらいのところに落ち着くもんだなと。

リンク: Yahoo!ニュース - 時事通信 - 柳沢厚労相の辞任不要、再確認=国会正常化を呼び掛け−政府・与党.

 4日夜開票された愛知県知事選挙と北九州市長選の結果が、与野党ともに1勝1敗となったことから、政府・与党は、女性を「子どもを産む機械」に例えた柳沢伯夫厚生労働相について、辞任する必要はないとの立場を維持する方針を再確認した。審議拒否を続ける野党に対し、国会正常化を呼び掛ける方針だが、野党側も強硬姿勢を崩しておらず、正常化の見通しは立っていない。
 自民党首脳は、厚労相の進退について「もう終わった」との認識を示した。ただ、愛知県知事選が予想外の苦戦になったことで、いったん沈静化した与党内の自発的辞任論が再燃する可能性も残っている。 (全文を読む


僕の巡回先の皆さんの意見をざっくりまとめると「トンデモ発言には違いないが(あるいは多少問題はあるが),突っ込みどころがちがくない?」っていう感じかなあと。
科学ってのは基本的に,人間というか,生命を「もの」としてとらえ,乱暴にも数字に置き換えて議論するものなんで,怒るんなら,1.26とか数字が出てきた瞬間に怒るんでなきゃ,説得力ないよね。
柳沢さんの発言というのを読むと,どうも最初から「ごめんなさいね」と繰り返している。ついうっかり言っちゃって,あとから指摘されたんなら,あとからごめんなさいで済んでたんじゃないかと思うんだけど,最初からまずいなと思いつつ,謝りながらしゃべってるから,あとから文句つけられた時は口先でいくら謝っても「誠意を見せろ」ってすごまれてどうしようもなくなっちゃうんだよ。今は懐かし,靖国問題と同じで,謝んないで,言っちゃったほうがよかったんじゃん?
あるいは,天皇機関説に対して「不敬だ」と騒いで,世論を味方に付けた軍部にも似ているような。今回,大騒ぎしてる野党の皆さんのやり口っていうのはそういうことなんじゃないの?

柳沢さんの発言の本当の問題は,やっぱり,純粋な政策としての問題なんじゃないですか?
少子化問題がなんで問題なのかというと,進行しつつある高齢化問題とセットになってるわけで。このままじゃ,扶養されるべき高齢者ばっかり増えて,支える側の負担が増えちゃうってことでしょ。でも,一人っ子政策をとり続ける,中国を見てもわかる通り,少子化を解決してまず増えるのは,支え手としての若者ではなく,やっぱり扶養されるべき子供たちであって,却って負担の増える時代が20年前後続くわけです。それまでは今いる若者たちが,年寄りや幼い子供たちをがんばって養い続けることが必要なんで。数字にはしばらく目をつむって,福祉とか養育とか,そっちのほうの手当を先にしてほしいなと。

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